1000形

横澤電鉄1000形は、1972年から1973年にかけて製造され、2006年まで運用された通勤型車両です。
編成
1000形 4両編成(2M2T) 編成図 | ||||
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形式 | クハ1150 | デハ1100 | デハ1000 | クハ1050 |
パンタ | ◇ | ◇ | ||
電装 | Tc | M | M | Tc |
号車 | 4 | 3 | 2 | 1 |
方面 | ←御ヶ崎・鶴浜 | 関川・藤沢→ |
1000形ものがたり
新生横沢電鉄のさきがけ
____年、藤沢~御ヶ崎間を保有する御ヶ崎鉄道は、1970年に横沢電鉄に改組。1970年代に突入した横沢電鉄線は日に日に高まる旅客需要に悩まされていた。
そんな中、新生横沢電鉄が初めて製造し、広軌線の輸送力増強として投入した車両が、当形式である。
前形式である御鉄800__?形を基本的に踏襲した設計となっている。
塗装が改められアイボリーホワイトをベースに茜色のラインを施した新塗装を登場時から採用していた。
拡幅車体が取り入れられた。
当形式は大量増備が計画され1年間のうちに5編成、計40両が製造された。
しかし、本形式登場の翌年1973年に御ヶ崎線優等列車の8両化の方針が決定。併結機能を持たない当形式は製造を打ち切られた。
当形式の後は、1000形に代わって1200形が増備されることとなった。
一回目の全般検査に合わせ、冷房装置の取り付けが行われた。
晩年は御ヶ崎線栗宮以南の各駅停車運用や支線運用に就いていたが、5000形に置き換えられる形で2006年に引退した。