喜多夢良県の地勢
概要
喜多夢良県は相模湾の海底に存在する空間である。別名「江下(こうか)」。さらにまたの名を「盲腸県」。
「東京の近くにあって、東京でない場所。」
「昔は地上から物資を送り込んで、そんで地下から資源が送られてきた。今はゴミや何やら要らんものを地下に押し付けるだけだ」
――喜多夢良県に住んでいた人の談。

地形
海底空間の中心を陸地が占めており、その周りを水面(便宜上、海と呼称)が囲んでいる。
全体的に山がちの地形。東部には県内最高峰の白嶺山があり、標高1000mを超える。
県中央から西にかけては戸島川・駒江川の2本の大河川が走り、喜多夢良平野が展開している。
急斜地について
急斜地とは地下空間の周縁部の壁が崩れたような急傾斜の斜面のこと。県北部では急斜地と陸地が接しており、川の流れがせき止められ、2つの湖を形成している。
一応傾斜90°未満までの陸地は土地として扱われているが、急斜地の殆どは開発がなされておらず、人も住んでいない。
崩れていない壁面も存在し、南部の御ヶ崎(おんがさき)では陸地からその様子を見ることができる。通称、「最果ての場所」。
産業
各都市が特色を持っている。県最大の都市であり商業都市の喜多夢良、工業都市の栗宮、臨海都市の香坂、鉱業都市の西方、観光ではハイキングスポットの吾妻、ビーチリゾートの琴浜などバリエーション豊か。
その他、発電所・最終処分場を始めとしたいわゆる忌避施設が県内各地に点在。
気候
海底にある空間だが特段暗くはなく、地上よりわずかに暗いかなと感じる程度の明るさがある。現在までその理由は解明できていない。
常に湿潤している。朝方や冬季など気温が下がると霧が発生する。
気温は一年を通して地上よりも数度低くなっている。
